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小3受験科:ダンゴムシを扱いました…
こんにちは、豊田教室の土井です。
身のまわりの植物や虫には関心がないのか、触れる機会が少ないのか、季節の動植物を挙げても首をコテンとかしげる子が多いので、画像を拡大プリントして授業で図示したりします。
明治時代の学校の絵とかにある、先生が棒で指し示しているような図が欲しいです…
これ、これ。こういうのが欲しい。
(出展:『中学社会 歴史―未来をひらく―』、教育出版、p160)
中学校は資料室とかにでっかい世界地図とか日本地図があるんですけどねー。
地図が必要な時には毎回自分で描きますが…虫とか花とかはプリンター頼りです。
電子黒板とかプロジェクターの、もっと手軽に使える感じのグッズが欲しい。
発明されないだろうか。
さてさて、小学3年生のテキストで「ダンゴムシ」の文章を扱いました。
低学年のテキストもボリュームある中身なので、これに取り組む子ども達はすごいなぁと毎週思っています。
で、ダンゴムシですが、検索をかけていたらおもしろい記事を発見。
ダンゴムシがダンゴになれないとき―子育てコストの検証実験―<https://academist-cf.com/journal/?p=7243>
Academist Journalというサイトより、鈴木誠治さんの記事です。
まず文章の出だしで「ダンゴムシが外来生物」という部分にショックを受けました。
お前…外来種だったのか…。
子どもの頃はあんなにも転がしまくっていた虫なのに、何も知らなかった…。
子どもの頃に、お腹に白いミニ・ダンゴムシをいっぱいつけている個体を発見したことがあったのです。
「このダンゴムシは一体なぜ子どもを抱えているんだ…?」という、長年の疑問が解消しました。
まさしく子育て中だったのですね。
虫というと、卵を産んで放置のイメージが強かった。
ハチとかアリのような、集団性の強い虫だったらなんとなくお世話するイメージもわきやすいですけれども。
こういう科学的な文章は、グラフを読む練習にもなりますので、食指をそそられる記事があったらぜひ読んでみてください。
上記の記事はシンプルな実験を行っているので、内容もつかみやすいんじゃなかろーか。
ちなみにダンゴムシだけではありません。
今回のメインの長文は、島村秀紀さんの地球環境の文章でした、すっごい理科!
氷河が出て来たので、氷河の画像も見せました。
「きれい~!」という声もあがりました、本当に氷河ブルーは美しい。
夏の間だけ、雪解け水によってトンネルが形成されるのですが、それもまた美しい世界になるのです。
氷の世界はびっくりするほど美しいぞ。
国語で取り扱う文章は、生物にしろ地形・地質にしろ、バッチリ科学的なものを「つまみぐい」できるのが魅力だと常々思っています。
こんなにも複数科目にまたがる教科ってないんじゃないか。
知識の宝石箱みたいで楽しい。
国語はきらいじゃないぜ。
今日はいきなり小学生から「48って知ってますか」と聞かれました。
よんじゅうはち…なんだそれは…?と思ったら「48」は「忍者ハットリくん」の聞き間違いでした。
日本語のリスニング能力を鍛えたいです。
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志學舎 豊田教室 教室長 西尾宣昭
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