高校部(東進)
英文法問題集で点が取れないキミたちへ
こんにちは。東進日野豊田校の倉田です。
受験生の指導をしている中でよく、「英文法問題がとれない」と相談を受けることがあります。
「VintageやNext Stageを何週もしたのに入試問題になると点が取れない」「四択問題なら解けるけど誤り指摘問題になると歯が立たない」という悩みを相談されることがよくあります。
今回は、英文法問題を解くためにはどうすべきかについて私なりにお話させていただきたいと思います。
まず、VintageやNext Stageをちゃんと解けるようになったのに入試問題になると点数が取れなくなってしまう受験生はかなりいますが、この原因は「体系的に文法を理解していなく、“その問題”の正解を覚えているだけになってしまっている」ことが考えられています。
そういった問題集は現在完了や分詞などといったジャンルで区切られているため、正解の選択肢が考える前になんとなく分かってしまうのも原因のひとつと考えられます。こういった問題集を解けるようになっただけで安心するのは早いかもしれません。
上記のような文法問題集は、簡潔に言ってしまえば約千種類の文法問題を「1問ずつだけ」収録したものとなっています。
同じような問題が手を変え品を変え出題され、何度も間違ったり罠にかかったりする中で文法問題を正解する力はついていくため、こういった問題集を何周したところで実力がつくとは言いがたいと思います。(ただし、1問解くだけで法則や規則を理解、体得し、初見の問題でもそれをアウトプットできる賢い受験生は例外です。)
そのため僕はこういった一見全ての文法事項を網羅している完璧な参考書に見えて、何周しても点に結びつきにくい参考書はプラセボだと思っています。あまり好きではありません。(僕個人の感想です。)
本当に文法問題を解く力を付けたいのであれば英文法問題集ではなく、英文法書を熟読し、シャッフル型問題集でアウトプットすることを強く勧めます。シャッフル型の問題集はジャンル別と異なり、先に正答の検討がたってしまうことが無いので、本当の意味で実力を付けていくことができると思います。一例としてオススメ参考書を挙げさせていただくと、竹岡先生の「ULTIMATE」という文法問題集がオススメです。これを解いて復習すれば大抵の問題に対応できると思います。
以上、文法問題集の危険な所、正しい勉強方法、オススメ参考書についてお話させていただきました。是非参考にしてみてください。
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