こんにちは。東進日野豊田校の倉田です。

 

東進では他の予備校と異なり、受験学年への移行が１２月ととても早いことが特色です。
まだ高校２年生で勉強はなく、受験学年でない生徒でも徐々に受験勉強を意識し始めるころだと思います。

 

今回は、まだ高校１、２年生だけど受験を意識している皆様を対象に、学習を進めていくにあたって「ここだけは何が何でも意識してほしい！」というポイントを1つお話させていただきたいと思います。

 

そのポイントとはずばり、「オーバーラーニング」をすることです。

 

オーバーラーニング、つまり、自分が「覚えられたな」と思ってから、さらにその範囲を複数回にわたって見直し、解くことによって学習内容を深く定着させることが出来ます。

 

自分も受験生の指導をしていて、オーバーラーニングの重要性を痛感しています。「よし、覚えたな。」と感じてから、その範囲を見直すことはなく、次の学習内容に移ってしまう受験生が多いな、と感じます。その結果として、一度覚えた学習内容を何度も復習することになり、効率よく取り組んでいる受験生の何倍もの時間をかけてしまうことになってしまいます。

また、大学受験における（特に暗記科目においての）暗記量は非常に多いため、オーバーラーニングして学習内容を定着させながら進めていかなければ、いくら覚えても前の内容を忘れていくため、永遠に全ての内容を覚えきることが出来ないというラットレースに入り込んでしまいます。
自分が覚えたと思った時にその範囲をもう数回見直しが出来るかに、受験生として伸びるか伸びないかが大きくかかわっていると思います。
僕は歴史（僕は世界史選択でした）の学習ではとにかくこのオーバーラーニングだけは徹底し、第一志望大学の冠模試では歴史で全国一位をとることが出来ました。
それだけこのしつこい復習の力は絶大だと思います。

 

是非常にオーバーラーニングすることを意識して、日ごろの学習に取り組んでいただけたら非常に幸いです。

 

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