コラム
水本代表、志學舎を語る⑱
入院で戦線離脱。それでもなお。
こんにちは。志學舎代表の水本です。
前回↓の続きから。
南大沢教室を前塾から引き継いで運営したもののなかなか生徒数が増えずに苦労していたある年の9月、鼻の手術のために1か月入院しなくてはならなくなりました。自分が陣頭指揮に立たなくてはならない状況での戦線離脱。無念でした。
それでも「何とか生徒を増やす術はないか」と入院中も思案に暮れました。すると、1枚の広告が目に留まりました。ある塾が小学6年生を対象に年明けから中学校入学前に準備講座を開く、というもの。「なるほど、これはいいな。よし、よそが年明けからなら、うちは先手必勝。11月からやろう」と。「中学入門講座」と銘打って10月から募集開始、11月講座スタートを決めました。
そして、10月から毎日ポスティング活動を始めました。南大沢は集合住宅が多く、1箱に1000部のチラシを入れて、それを3箱ほど持って行って1日で撒き終わると、夕方から教室で授業を行って、授業後にまた3000枚チラシを印刷、3箱に入れて翌日にまた撒く、といった日々を送りました。はたしてその結果は。
11月の中学入門講座スタート時。新入塾生が30人ほど集まり、一気に2クラス増。こんなに一度に集まったのは南大沢では初めてでした。1か月間の精力的なポスティング活動が30人という生徒数に結び付いた。あのときの達成感、充実感は忘れられません。入院中に思いついた中学入門講座が当たったのです。
こうした南大沢での試行錯誤が続く中、依然として教室は駅から少し離れた目立たない場所に位置していてあまり広くない教室でしたが、少しでもきれいにして生徒を集めようと、思い切って1000万円ほどかけて内装を一新しました。
「これで教室もきれいになった。よし、生徒を集めるぞ」と決意を新たにしたわずか1か月後、ここでまたある転機が訪れます。
この続きはまた次回。
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