こんにちは。東進日野豊田校の吉田裕介です。

 

英検ブログ⑧
今回は大問２「長文の空所補充」問題の解説を行っていきます。

 

前回のブログはこちらから

短文 × 短文 = ？？

 

 

 

前回のおさらいとして、

 

　・空所のある英文の１つ前の英文
　・空所のある英文
　・空所のある英文の１つ後の英文

 

そして、空所に入る内容を推測します。

 

ここまで説明しましたので、上記の問題を例に解説していきます。

 

１つ前の英文：
However, scientists have discovered that artificial lights can cause a variety of health problem.
【しかしながら、人工的な光は様々な健康被害を引き起こすことを科学者が発見した。】

 

空所のある英文：
(　　21　　), they can prevent people from being able to sleep properly.
【（　　21　　）、人工光は睡眠の妨げとなる。】

 

１つ後の英文：
This happens because many body rhythms, such as the sleep cycle, are controlled by light.
【これは、睡眠のサイクルといった体のリズムが光によってコントロールされるために起こる。】

 

１つ前の英文では、人工的な光が健康に害があることを、
空所のある英文では、人工的な光による健康被害の具体例（睡眠の妨げになる）、
１つ後の英文では、人工光が睡眠の妨げとなる理由が書かれています。

 

空所には、１つ前の英文と空所のある英文を紐づけする言葉が入ると考えられるため、
「（例えば / 特に）、人工光は睡眠の妨げになる。」といった言葉が入ることが推測できます。

 

ですので、この問題の答えは「特に」を意味する、④の【In particular】となります。

 

このような流れで他の問題も解いていくことが出来ます。
ここから分かるように、全ての英文を読む必要はありません。

 

空所のある英文と、その前後一文ずつ読めば、正解を選べます。

 

ぜひ、これを意識しながら、合格できるように日々取り組んでいきましょう。

 

次回は最後、大問３について解説していきます！

 

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