こんにちは。東進日野豊田校の倉田です。

 

受験生は先日受験した全国統一高校生テストの結果が返却され、その復習に勤しんでいると思います。今日はこの時期の共通テスト対策や過去問演習において少し注意喚起をさせて頂きたいと思います。

受験生の皆様は「第一志望はどこか」だけでなく、「どの大学どの学部をどのような日程で受験するか」また、「各大学各学部で、教科ごとの配点はどうなっているか」「各大学でどの程度の量の過去問演習を積むのか」決めているでしょうか。

 

この時期にこれらをちゃんと決めていない人は黄色信号です。日頃の勉強に打ち込むよりも先に、これを決める作業をしておく事を強く推奨します。
というのも、受験というのは限られた期間内で実力を上げ志望校の対策をし、合格を目指すという逆算思考が必要な競技だからです。上記のような事項を決めておかない生徒が陥る結末としては、「なんとなく皆がやっているから共通テスト対策をしていたが、直前になって併願校はおろか第一志望校の対策すら全く足りていない事に気付く」というものです。

 

自分はどこを受け、そこはどのような配点で、合格点はどの位で、自分はどのように得点を取って合格を勝ち取るのか。そしてそのためにはどのような学習を積み、どの位の量の過去問演習を積めばいいのか。これを考えずに学習を進め合格を勝ち取ろうと考えるのはゴールの無いマラソンを走るような、レシピもなく料理を作るようなものです。
逆にこれらのビジョンを克明に描けているのなら他の受験生よりも効率的に学習をすることが可能になり、大きなアドバンテージとなると思っています。

 

こういった綿密な計画は受験をしていくにあたって、常に自分の進むべき道を教えてくれるコンパスのような役割を果たしてくれます。まだ志望校が曖昧な受験生やこれから受験生となる皆様も、闇雲に勉強をする前にまずは志望校やその配点、対策量などの作戦を練ってみてはいかがでしょうか。

 

 

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