非接触型体温計の仕組み

2020.11.07 高校部(東進)

こんにちは。東進高幡不動校スタッフの海川です。

今回は、非接触型の温度計について書こうと思います。

昨今の社会状況において、体に直接触れずに体温を測る機械をよく見かけると思います。
これはどのような仕組みなのでしょうか。

ヒントとなるのは、赤外線です。ありとあらゆる物体は電磁波の一種である赤外線を出しています。（赤外線は可視光線ではないので目には見えません）

この赤外線の性質が、物体の温度によって異なってくるのです。

具体的には、温度が高い物体から発せられる赤外線ほど波長が短く、温度が低い物体から発せられるものほど波長は長くなります。

これを逆に考えれば、赤外線の波長を測定することでその物体の温度を知ることができるのです。

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