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「言葉」にできない、けど・・・
こんにちは。志學舎多摩センター教室の藤堂です。
みなさん、風邪などひかず、元気にしていますか?
ところでみなさんは、“床”と“壁”と言われて何を想像しますか?
「綺麗なフローリングとクリーム色の壁」などを思い浮かべると思います。
では、もしもこの世界の重力が横向き(壁側にかかる)になったらどうしましょう?
我々は“壁側に足を付けて”立つ訳です。
しかし我々は、果たして“立っている地面”を“壁”と呼び続けるのでしょうか?
その場合、天井のことは“もう一方の壁”とでも呼ぶのでしょうか?
それとも天井という呼び名は変わらない?
かつての天井が壁になるだけ?
すると床と天井は、地面に対して左右にあるのに別の名前に!?
なんだかすごく不便になりました(^_^;
何が言いたかったかというと、名前というものは「人間が暮らす上での利便性で付けられていることも多い」ということです。
自分にとって右側の壁と、左側の壁を大別しないのは、それで“不便じゃないから”です。
名付けるというのはカテゴライズすること。つまり”分ける”ということです。
たとえば、もし“坂”という言葉が無ければ・・・
「俺の通学路は地面が、、こう、、斜めになってるから疲れるんだよね」
なんてやりとりが生まれたかもしれません。
やっぱりなんだか不便ですね。
ところで、映画の感想なんかを言い合うとき、
「あそこ、なんか良かったよね!」
みたいにお互いに共感して喜ぶ、というシチュエーションを経験したことがありませんか?
映画に限らず、どこかしらで味わったことがあると思います。
これらのやりとりは、
「“言語化されていない感覚”をお互いに分かち合うことでテンションが上がる」
という原理だと考えられます。
これらが全て言語化されてしまった世界というのは、何だか寂しい気がします。
なんだか分からないけど、なんか同じ気持ちを抱いたような気がする。
言葉が無いのは不便なはずなのですが、このときの感情は豊かですね。
さて、今日も一日がんばりましょう!
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