こんにちは。志學舎みなみ野教室の中村です。

 

みなさんは直感に裏切られた経験はありますか？

 

僕は前を歩いている友達に挨拶をしたら全然知らない人だった経験が何回かあります。
恐ろしいですよね。今回は直感に裏切られる感覚をみなさんに共有したいと思います。

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さて、あなたの目の前にＡＢＣの三つの箱が与えられたとしましょう。
そのうち一つには車のキーが入っていてみごとその箱を当てることができれば車をうけとれます。
ただし、他の二つの箱には何も入っていません。
ここであなたはＡの箱を選んだとしましょう。
すると司会者はＢの箱を空け中身が空であることを教えてくれました。
さらに今なら箱をＣに変更しても良いと言うのです。
さて、あなたはここで箱を変更するべきでしょうか？

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直感で考えるとＡかＣのどちらかにキーがあるためどちらを選んでも当たる確率は変わらないと思いますよね。
しかしながら実際は箱をCに変更した方が当たる確率が２倍になります。
信じられないかもしれないですがこれが事実です。

 

理由は単純です。例えばＣにキーが入っていたとしましょう。
司会者は空の箱を教えてくれるので仮にあなたがＡを選択していたらＢを、Ｂを選択していたらＡを空けて教えてくれます。

 

その場合残っているＣの箱を選びなおせば車がもらえます。
ただし、最初にＣを選択した場合ＡかＢのどちらかが空けられ、残っている箱も空であるため、選びなおした場合キーが入っていません。

 

以上を踏まえると箱Ａ,Ｂ,Ｃのうち３回に２回は選びなおした箱が当たることになります。つまり選びなおした場合２／３の確率で、選びなおさない場合１／３の確率で当たることになるのです。

 

 

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