コラム
水本代表、志學舎を語る⑳
南大沢教室移転拡充の次の一手は?
こんにちは。志學舎代表の水本です。
前回は1996(平成8)年に南大沢教室を現在のフレスコ南大沢ビルに移転拡充したお話でした。
私のブログ記事の後の積先生の記事を読んでみて、自分自身、塾の生き残りをかけた当時の必死な思いが改めて想起されました。
このころの1990年代の社会情勢を振り返ってみると、1993(平成5)年に細川連立政権が誕生して長らく政権与党であった自民党が結党以来初めて下野、しかし、その翌年には自社さ政権が誕生して再び自民党が与党に返り咲いたり、1995(平成7)年には阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件が。経済においても、バブル経済の崩壊とその後の金融機関が抱える不良債権問題、さらには1997(平成9)年には北海道開拓銀行の破綻や山一證券の廃業など、それまでは絶対に潰れないと言われていた大手金融機関までもがあっけなく破綻する時代に。社会や政治・経済が大きく変わって、この後いったいどうなっていくのか、という漠然とした不安が社会全体に漂い始めた時代でした。
塾も例外ではありません。90年代になると日本の中学生の数は顕著に減少していく一方で、大手塾などがどんどん参入してくる。「このままでは生き残れない」という強い危機感もあって、そのころ「1年に1つは必ず塾に新しいものを導入する」と決めました。南大沢教室の移転拡充もその一つでした。
しかし南大沢移転の翌年、次の「新しいこと」がなかなか見つからずにいたある日、ある事業に関する説明会があるので来てください、という誘いが。そこで、とりあえず情報だけは取りに行って来よう、くらいの気持ちで積先生といっしょにその説明会に参加することに。「説明会」というからにはそれなりの会場にたくさんの人々がいるのだろう、と想像していたのですが、実際に行ってみると、なんと我々を含めてほんの数名しかいない。「えっ、こんな少ししかいないのか」と正直不安になりました。しかし、この説明会が、その後の志學舎にとって大きな転機となったのです。この続きは次回。
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