高校部(東進)
先輩からのメッセージ11月編
[東進タイムズ11月号連動記事]
こんにちは!
東進南大沢校の遠藤です!
空気も一層冷たくなり、冬の気配を感じ始める時期となりました。
皆さんは体調を崩さずに勉強に取り組めているでしょうか?
今年は新型コロナウイルスによって、今までと状況が大きく異なってしまい、先のことを考えて不安に駆られてしまう方も多いと思います。
しかし!!! 11月に行わなくてはいけないことはただ一つです。
「演習」
恐らく、ここまで読んでくれるような勉強に対する意欲が高い皆さんは
「そんなこと分かってる!」
と心の中で叫び、このページを閉じようとするかもしれません。
ちょっと待ってください。
皆さんは本当に受験における演習がどのようなものか理解できているでしょうか?
一旦、考えてみましょう。
そもそも演習とは一体何を指す単語なのかご存じですか?
広辞苑では、
物事に習熟するために練習を行うこと。また、その練習。
とされています。
では受験においてはどのような演習が存在するのでしょうか。
私は以下の三つが、皆さんが行うべき演習だと考えています。
① 知識を定着させるための演習
② 苦手分野を克服するための演習
③ 入試で問われるパターンを把握する演習
①は、受講等でインプットした知識を実際に使いながら解き、頭に定着させて「使える知識」にすることです。
②は、様々なパターンの問題を解くことで自分の苦手分野を見つけ、そこから苦手パターンの問題をさらに解き、苦手を克服するプロセスを指します。
③は、実際に自分が志望する大学の入試問題を繰り返し解き、問題形式や出題分野、時間配分についての研究を重なることです。
受験ではこれら三つにカテゴライズされた演習に、その時期や目的に合わせて取り組むことが重要です。
そのため、問題集や過去問を”なんとなく“解き、ただいたずらに時間を消費する行為は「演習」とは言えません。
皆さんは自らが今行っている演習の意義・目的をきちんと把握していますか?
自信をもってそれが言える方。
完璧です! このまま入試本番まで突っ走っていきましょう。
曖昧なままになってしまっている方。
まだ間に合います! 今の自分になにが必要なのか。それをきちんと分析した上で、演習計画を立てましょう!
これで最後になりますが、皆さんには強い味方がいることをちゃんと知っていますか?
担任のスタッフや学校の先生、塾・学校の友達はもちろんですが、
「単元ジャンル別演習」
もみなさんの演習において強力な助っ人になってくれます。
取得している人はぜひ活用して、使い倒しましょう!
ちなみに私が受験生の時には無かったものです……
今の受験生がとても羨ましい……
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