こんにちは。東進日野豊田校の松田です。
さて、今回は、「５億年ボタン」について紹介しようと思います。

“５億年ボタンとは押すと一瞬で100万円がもらえるというボタン。だけど、一瞬で100万円をもらえる代償に、何もない異空間で５億年の年月を生きなければいけないのです。さらに異空間では、空腹や疲れは感じず、自らを傷つけることも不可能。そして５億年たつと記憶は消され、現実世界に戻ってこれる。つまり実質記憶は消されるので押した本人にしてみれば、一瞬で100万円を手にいれたのと同じという上手くできたボタン。”『アルバイト（ボタン）』というCG漫画が原作の話です。

そして少しお話したいのは、「もし５億年ボタンが実在するなら押すのか？」という事です。（実は時給にするとブラックもいいところなのですが、そこへのツッコミは今回は無しで）

恐らくほとんどの人が押さないというでしょうし私も絶対押しません。というか押すと言っている人を見たことがありません。理由としては、５億年もというとてつもなく長い時間を一人で過ごすのが嫌という事が大半でしょう。

ですが私には、他にも押さない理由があります。何かと言いますと、「異空間から戻ってこれない」「100万円が手に入らない」「空腹や疲れを感じない」リスクです。

はじめこの漫画を読んだときには、フィクションとしてとらえているので５億年ボタンの様々な条件（漫画内では主人公の友人が説明している）については当然、受け入れていますが、これが現実の目の前の出来事であったら話が変わってくると思います。

本当に現実に戻ってこれる保証がどこにあるだろうか？100万円もらえる保証がどこにあるだろうか？本気で100万円くれるつもりだったとしても、ボタンが100％故障しないという保証はない。ボタンが故障した場合に私は永遠に異空間に閉じ込められるかもしれない。

リスクとリターン（100万円）を天秤にかけたときあなたはどちらを選びますか？

５億年ボタンを押しますか？いろいろと考えさせられる「５億年ボタン」、ぜひ一度原作を読んでみてください。

ではまた。