こんにちは。志學舎西八王子教室の山口です。

前回のブログ「西八王子エリアNo.１塾の流儀－志學舎西八王子教室だからできる、生徒をやる気にさせる方法④」の続き。今回が最終回です。

⑤塾内の熱量の総和を上げる

塾って、元気いっぱいな空間であると同時に、とてもセンシティブな場所でもあると思います。
志學舎西八王子教室は、小学校高学年、中学生、高校生。10歳から18歳までの多感な時期の子供たちが90名も集まっている空間なので、その日、その日で生徒たちの感情も様々です。

今日、まさにやる気に満ちて気持ちが高揚している生徒や、進路や目標に向かって全力で取り組んでいる生徒もいれば、逆に、（夢や目標はあるものの）その日とても疲れていたり、悲しいことがあったり、勉強に集中できずに葛藤している子も当然います。
私たちから見て、その日に励ましが必要だと感じて声をかけることもあれば、そっとしておく時もあります。いずれにしても、毎日いろいろな感情を持った子供たちが集い合うことが自然なことだ、と私たちは受け止めています。

ただし、いろいろな気持ちを抱えて、いろいろな場所から来る空間だからこそ、この空間の熱量は常にできるだけ上げておきたい、と私は思います。
我々講師が元気よく生徒たちを出迎えてあげる、真剣に授業をすることはもちろんですが、志學舎西八王子教室は、いつも(生徒たち)の誰かが一生懸命に勉強に取り組んでいたり、ほかの子に声をかけて、時にわからない問題を教えてあげたりして、教室に活気をもたらしてくれているのが印象的です。

志學舎西八王子教室は、いわば、元気な生徒たちが、元気がない生徒たちをけん引しているような空間です。

もっとも、毎日同じ生徒が元気で、みんなを引っ張っているわけではありません。元気をもらう側になるときも、元気を上げる側になるときも。あるいは、知らず知らずのうちに、教室の熱量を上げることに貢献してくれている生徒達も沢山います。

高校部の生徒たちの存在は、まさにそんな感じです。

志學舎西八王子教室は、２Ｆを主に小学生・中学生が、３Ｆを高校生が使用していますが、小学生でも３Ｆの教室を使用することもありますし、高校生が２Ｆに降りてくることも沢山あります。
よって、小中学生にとっても、高校生の先輩たちはとても身近な存在です。
３Ｆの廊下を通るとき、高校生の頑張っている姿をまじまじと見て、「すげー！」という顔をしている小中学生の姿をよく見ます。

もちろん、高校生の先輩たちだって、大変だったり、つらい時も沢山あるはずです。でも、下級生たちはそんな先輩たちの姿をみて「自分たちも頑張ろう」と意を強くしていたりするのです。
（ちなみにある高校生によると、高校生の側も、受験勉強でつらいときに小学生が声をかけてきたりしてくれると「すごく癒される」と言っていました…）

教室全体が一つのチームとして、相互に励まし合って熱量を上げている志學舎西八王子教室。
そんな、この教室が、私はとても好きです。