高校部(東進)
江戸時代=鎖国という考えは古い
こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。
本日久しぶりに、中学部の授業を担当しました。
本当に久しぶりです。
1年ぶり?
本日は安土桃山~江戸時代の問題演習を担当。
せっかくなので、入試でもよく出る江戸幕府の外交政策について話をしました。
江戸時代の日本は鎖国をしていた・・・
学校の授業でもそう教えられてきましたし、私も学生時代はそのように学びました。
ところが近年、それを疑問視するような見方が、歴史学の世界では広がっています。
それが、むしろ主流になっているようです。
鎖国への考え方はこの20年ほどで様変わりしました。
私は江戸幕府は長崎の出島と対馬が海外との接点という風にならいましたが、今は「四つの口」というのが通説です。
40歳以上の方は「知らない」という人が多いかもしれません。
四つの口とは江戸時代に海外に向けて開かれていた「長崎」「対馬」「薩摩・琉球」「松前」という四つの窓口のことを指します。
今の日本史の教科書では・・・
「幕府は貿易をオランダと中国にかぎったが、江戸時代を通じて、長崎の他に、朝鮮との対馬、琉球との薩摩、松前の三か所の外国や他民族との窓口が開かれていた」
「幕府による貿易独占などの政策を、中国の海禁政策と共通したものととらえ、キリスト教の禁止など日本独特の部分があるものの、海禁体制と呼ぶようになってきている」
私の日本史の教科書では
「鎖国の結果・・・窓口も長崎と対馬にかぎられ」だった。
わずか10余年間のうちに、窓口が二つも増え、「海禁」という用語が強調されるようになっています。
教科書自体の説明が様変わりする中で、「江戸時代=鎖国」という「常識」は過去のものになりつつあります。
TODAY’S PROVERB
Always put your best foot forward. 直訳:いつでも最善な足を前に出せ。 意訳:いつも全力を尽くしなさい。
今日の格言 |
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