高校部(東進)
2021年度大学入試を予想する。「私大編」①
こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっており、大学入試においても感染症予防対策が重要となっています。
大学入試センターは11月6日、新型コロナウイルス感染症予防対策を発表しました。
従来のセンター試験では、1 日目または2 日目に1 教科・科目でも受験した場合、その日の科目は追試験の対象にはできませんでした。しかしながら、2021年度共通テストでは、体調不良を申し出た時点で、終了していない教科・科目単位で追試験の受験申請が可能となりました。このほか、試験場では、昼食時を除いて、マスクの着用が義務付けられるなどの措置が取られます。
本日から、前年度の私立大学の入試結果を振り返ったあと、2021年度私立大学入試の動向について分析していきます。
まず、2020年度私立大学入試を振り返ってみます。
「私立大学の志願者数は減、合格者、入学者は増加」
日本私立大学振興・共済事業団「私立大学・短期大学等入学志願動向」によると、2020年度の私立大学の入学志願者(一般・推薦・AO入試などすべての入試方式を含む延べ人数)は4,368,215人で、前年度よりも56,236人の減少(前年度比98.7%)、受験者数は4,174,803人で前年度よりも70,985人の減少(前年度比98.3%)となりました。これは18歳以上人口の減少によるところも大きいです。
一方で、合格者数は1,348,219人で前年度よりも98,024人の増加(前年度比107.8%)となった。志願倍率は8.90倍となり前年度よりも約0.18ポイントの減少となった。さらに、入学者数は503,830人で前年度より3,745人の増加(前年度比100.7%)となりました。
志願者数は2013年度から増加を続けていましたが、2020年度は減少に転じています。
地方や中小規模の大学の志願者数は回復傾向です。これは入学定員管理の厳格化により、大都市圏の大規模大学で合格者の絞り込みが行われたことが要因として考えられます。受験生は、合格者を絞る大規模難関校を避け、より合格可能性の高い大学を選ぶ、「安全志向」になったと思われます。
入学定員管理の厳格化は、大都市圏の大規模大学から学生を地方に分散させるため、定員超過した大学に対して補助金不交付などの基準を厳しくしたものですが、一定の効果を上げたといえます。今後もこの基準が適用される上、「地方大学振興法」が施行され、東京23区内にある大学については、一部の例外措置を除き、定員増等は認められないため、2021年度入試以降も同様の傾向が続くとみられます。
続く
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