こんにちは。東進日野豊田校の倉田です。

共通テストまで５０日切りましたね。
受験生の皆様はどのようにお過ごしでしょうか。５０日切ったという事で焦りがちな時期だと思います。今回は僕の去年の失敗も含めて、この時期の勉強の仕方についてお話しさせて頂きたいと思います。

この時期の学習は、「とにかく闇雲に勉強を頑張る」ことが、正しいとは思いません。受験勉強は全体的に「冷静さ」が必要だと思います。

去年のこの時期、僕は英語の文法問題での得点率が低いことに焦りを感じたため、本屋で新しい文法問題集を購入して必死に解いていました。今考えてみるとこの選択は冷静さを欠いたゆえの誤った選択だったと思います。

僕が思うに、自分の弱点を埋めるためのヒントは「今まで使っていた参考書」と「過去問」の中に転がっていると思います。焦って新しい参考書に手を出すのであれば、自分がその問題を解けない理由を分析し、その範囲が自分の使っていた参考書のどこに対応しているのかを考え、その範囲を復習する方がよっぽど効率が良いと思います。

また過去問を徹底的に見直すことも同様に重要です。過去問の問題を何年も徹底的に分析していると大抵は、「似たような問題の繰り返し」であることに気付くと思います。その大学のその学部が出す問題の傾向を突き止め、その範囲を徹底的に復習することで、点数の飛躍も可能になります。
とにかく、共通テストが近くなってきたからといって「闇雲に勉強をする」事は避けて欲しい。という願いでこの文章を書かせて頂きました。

冷静に、落ち着いて学習を進めることにより、本番最高の力を発揮できることを期待しています。