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ポジティブ! ポジティブ!!
こんにちは。志學舎多摩センター教室の藤堂です。
今日は “比喩表現” について話していきたいと思います。
と言っても 「国語としての比喩表現を学びましょう」 みたいなものではないです。
日常生活で用いる際の比喩表現の効用についてです。
めちゃくちゃ美味しいハンバーグを食べた人が、友人に感想を言うとしましょう。
A「切った時に肉汁がたくさん出てきて、そこに旨味があって、デミグラスソースとの組み合わせが抜群で…」
B「この前一緒に行った焼肉屋の上肩ロースを、一番美味しく調理したみたいな(ような)感じ!」
あなたはどちらの方が友人に伝わりやすいと感じますか?
Aの方がグルメリポートっぽく、伝わりやすいように、懇切丁寧に話している感じがあります。
対してBは粗雑ではありますが、“共通経験” を用いて伝えようとしていることが窺えます。
個人的な感覚ですが、Bの方が私は伝わりやすいと考えます。
実は、“五感”に関する話は“言語化”が難しいのです。
何故なら、五感というものは 「最も論理から遠い部分」 にあるものだからです。
何かを言葉にするという作業は、『感覚という円を、言葉という多角形にしていくみたいなイメージ』 を持つと良いでしょう。
つまり、「どうしても、感じていることと形が変わってしまう」 ということです。
であれば、いっそのこと、味覚で通じた共通の経験を信じて(二人とも美味しいって言ってたし、大体同じ感覚だっただろう、という期待に基づいて)・・・
それを使って伝えようとした方が、感覚的に繋がりやすいのではないか、という話です。
味覚だけではなく、様々な状況でこういった比喩表現の有効活用は出来るし、みなさんもしているはずです。
つまり、比喩表現というのは言語化しにくいもの、とりわけ感覚的なものを伝える際に役立つということです。
ちなみに、共通経験でない比喩表現を使うと相手の方は
「?」
みたいな反応を示すはずです。
その時は、「相手が経験したことのある比喩表現」を考えてみると伝わるはずです。
さて、今日も一日がんばりましょう!
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志學舎 多摩センター教室 教室長 佐々木俊介
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