コラム
しけ単
こんにちは。志學舎本部の岩田です。
大学入試の口火を切る共通テスト(旧:センター試験)まであと1か月あまり。受験生の皆さんも最後の追い込みの真っ最中といったところでしょうか。
遡ること〇十年前、私も大学受験の年には、今頃は毎晩机に向かってカリカリと勉強していました。いまの東進のような進んだシステムなどなく、英単語の習得にもアナログに単語の本を使ってひたすら暗記、といった感じでした。その時にお世話になったのが森一郎先生の通称「しけ単」でした。
まえがきに曰く、「最小の時間と最小のエネルギーで英単語を克服する本」。さらに引用すると、
・従来の単語集のように、ただ漫然とアルファベット順に単語を羅列することの愚を避け、諸君にとって最も重要な単語から順番に配列すること。 ・収録語数を、最小限度にすること。本書における見出し語の数は、わずか1800語あまりであって、従来の10,000語前後という世間の常識(常識は真実と異なる)を破った。 |
などなど。
それにしても諸先輩方は「10,000語」も単語を覚えなくてはいけなかったのか。。。それに比べれば1800語で済むなら。。。この前書きを読むだけで買わずにはいられない、といった感じでした。
実際に「しけ単」はその昔から大ベストセラーでした。保護者の方の中にもその当時、実際に使われたという方がいらっしゃるのではないでしょうか。
今にして思うと、これほど純粋に勉強に打ち込める時期というのは人生の中でもそうそうあるものではありません。受験生には悔いなく全力でやり切ってほしいと思います。
おしまいに、受験生の皆さんへ、森一郎先生によるまえがきの一番最後の文章をおくります。
テレビのコマーシャルで見るように、夏の海辺でガール・フレンドとたわむれるのも青春の一こまであろうが、ひとり部屋に閉じこもって黙々と勉学するのもまた尊い青春の姿である。諸君のこれからの長い人生にとって、どちらが真の意味においてカッコいい青春であろうか? |
がんばれ、受験生!!
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