こんにちは。東進日野豊田校の高橋です。

皆さんは日頃何時間睡眠をしていますか？
ちなみに僕は７時間ほど寝ています。

今回は、その睡眠について興味深い実験の話をしようと思います。

結構昔の研究になるのですが、カルフォルニア大学のDaniel Kripke氏 が100万人以上の対象者に６年間の追跡調査を行った実験です。

対象者には年齢調整をした上で平日の睡眠時間を１時間ごとに区切り睡眠時間と死亡率の関係を調べるといった実験です。結果としては、７時間睡眠している対象者の一番死亡率が低いという結果でした。

そこで今回の一番興味深い点は、睡眠時間が平均４時間３０分の死亡率は男女で1.6倍に対して睡眠時間が９時間３０分以上の死亡率は男女合わせて1.8倍と言う結果になりました。
つまり、睡眠時間が短い対象者よりも睡眠時間が長い対象者の死亡率がより高いという事です。

世間では、睡眠時間は長いに越したことはないと思っている方が多いと思いますが、それは全く反対であったという事です。そして、脳力トレーニングをしてもらったところ７時間睡眠の対象者の成績をピークに長い睡眠でも低い睡眠でも低下したことが分かりました。

しかし、決してこの実験が全て正しいというわけではなく人それぞれに合った時間があると思いますが、一番無難な睡眠時間の研究結果という事です。皆さんも睡眠時間の大切さが伝わってくれたら嬉しいです。