コラム
志學舎ブログチェック⑭ 常識を疑え!
最近の志學舎ブログ、たくさんあってスゴイよね。
ブログランキング№1なんだってー!
忙しいからって、ハショリ読みしてない⁈
じっくり読むと、
「ためになる!」
「なつかしい!」
「おいしそう!」
「意外!」
「感動!」
と思うブログ、多いよ!
最近では、
12/8の東進日野豊田校の倉田先生のブログに考えさせられた。
「常識を疑え」という内容。なるほどと思った。
そして、あの有名な講演を思い出した。
東京大学総長の入学式でのお話。
引用する。
ぜひ読んで。
ためになる。
私が皆さんに贈るメッセージは、「常識を疑う確かな力」を養ってほしいということです。 常識とは、このように考えこのように振舞うのが当然だと、多くの人々が共有する思考や行動の型のことです。社会には多くの常識が存在します。常識に従って行動することは、1つ1つの局面ごとにあらゆる事情を勘案して判断するのに比べれば、はるかに楽で便利なのです。ですから、多くの人々は常識に従って行動します。 しかし、常識が常に正しいとは限りません。中には、不合理なこと、事実に反すること、人の自由を縛ることなども含まれています。不合理であるのに、権力や権威に誘導されて信じ込まされているといったこともあります。また、かつては合理的だったのに、時代や状況が変化したために不合理になるということもあります。しかし、たとえ不合理でも、疑われない常識はそのまま生き残ってしまいます。誤った常識を覆すためには、まず常識を疑うことが不可欠なのです。 学問の世界にも常識は存在します。皆さんが大学に入学して最初に教えられることは、それぞれの学問分野の基礎や土台となる部分です。その学問分野のいわば常識に相当します。そして、学問発展の歴史は、学問の根底にある常識を疑い、覆し、新たな常識を作り出してきた歴史でもあるのです。 皆さんもご存知の、ガリレオの実験を例として、この歴史について説明しましょう。 ピサの斜塔から2つの球を落とす実験によって、ガリレオが挑戦したのは、「重い物ほど速く落ちる」という当時の常識でした。「重い物ほど速く落ちる」というこの命題は、アリストテレスによって権威づけられたものであり、かつ羽毛や紙切れと石の落下速度を比べてみるなら、私たちの日常的な感覚にも合致しています。ですから、当時の人々にとっては自明の前提だったのです。 ガリレオはこの常識の怪しさを分かりやすく示すために、大きさと形が同じ鉄の球と木の球を落とし、地面に落ちる音が1度しか聞こえないことから、重さが異なっても同時に落下することを証明しました。人間の日常感覚と古代以来の権威に基礎づけられた常識は、こうして疑われ、新たな知に取って代わられることになったのです。このガリレオの実験は教科書にも取り上げられ、多くの子供に実験の意義を教えてきました。 |
倉田先生、いい話を思い出させてくれてありがとう。
[BLOG]大学入試速報
[BLOG]2020大学入試を振り返るシリーズ
SNSで情報発信中!チャンネル登録、お気に入りに登録お願いします!
人気ブログランキング
↑クリックよろしく!
にほんブログ村
↑こちらもよろしく!