こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。

歴史上初めて、地球上の人工物量が生物量を上回る「クロスオーバーポイント」に達したようです。

建築物などの人工物の重量はほぼ２０年ごとに倍増しており、
現在、何と１.１兆トン！！

一方、人類の天然資源消費量は増え続け、樹木や植物、動物などの生物量は農業革命以来半減し、現在では1兆トンとなっています。

推計によると、人工物の生産量は現在では年間約300億トンに上り、現在の伸び率が続けば、2040年までに人工物量は３兆トンに達するらしい・・・

人工物のほとんどを占めているのは建築物や道路であり、1950年代半ばに起きたれんがからコンクリートへの建設資材の変化といった建設上の傾向が、重量加速に寄与しました。

いずれにせよ、人類の自然界に対する並外れた影響力を示す指標です。
私達人類が自然に対してどれだけ影響力を持っており、そのように関わっていくべきかを改めて考えなくてはいけないかもしれません。