どうも、志學舎高幡教室、教室長の牛尾です。
さて、これはいつの時代も子どもたちから発せられる、怖い怖い言葉のお話。

「先生！この問題まだ習ってないので解けません！！」

はい。キタコレ。

いやいやいやいやいや。
「習ってないから解けない」って、今までに習ったことを組み合わせて新しい問題に挑んでいくのが勉強でしょー？　ていうか習ったことが解けるのは当たり前で、その少し上を思考するのが勉強でしょーーー！！？　だから「習ってない」という理由で完全にあきらめるのではなく、何とかならないか考えるのが大切なことだろーーー！！！！！

・・・と思うのです。

もちろん「定義」に関しては習う必要があります。もし、「定義」を知らないので解けない、という意味なのであれば、「習ってないので、解けません！」という発言ではなく、今までの考え方で解くことができない、疑問や不思議に思った部分を先生に質問したり、自分で教科書や解答を見て、新たな「定義」を学んだりするべきです。

ただ、小中学生が取り組む多くの問題は、すでに習ったことの組み合わせで何とかなる問題がほとんどです。だから、「習っていない＝解けない」と思っている人は即刻その考え方を捨て去りましょう。