こんにちは！志學舎多摩センター教室の藤堂です。

みなさんは、“時間が存在しないもの” と言われて信じますか？

我々人類が何かを存在せしめるためには、それを構成するものが何なのかが解らないとならないのです。
たとえば
「紙であれば、木。」
「木であれば、炭素。」
のようにです。
こうして“小さくしていく作業”が「物体の存在証明の過程」です。
では時間はどうでしょう。
「時間というものが何で構成されているのか」、我々は知りません。
つまり、時間は存在しないのです。

では、そもそも時間とは何なのでしょう。
時間とは
物体と物体の相互反応の結果、我々が認知する(してしまう) “何か” です。
たとえば、キムチは賞味期限が短いです。
蓋を閉めずに放置するとすぐに腐ってしまうでしょう。
それを見た私たちは、
“放置した(時間が経過した)から腐ってしまった”
と認識します。
しかしこれは時間ではなく、細菌の仕業です。

全ての事象は時間という概念を用いずに、相互反応だけで説明がつきます。
時間が止まっていれば細菌は動かない！
という意見もありそうですが・・・
時間はそもそも存在しないので、止まるも流れるもないのです。
先立つのは反応という訳です。

反応がない世界を想像してみてください。
周りのものは動きませんし、それを認知することも出来なければ、あなたはあなたである自覚すら持つことが出来ません。
あなたの脳は反応を示さないからです。
年も当然取りません。
端的に言うと、反応がない世界では何も存在出来ません。
果たして、その世界に時間は存在しそうでしょうか？

さて、今日も一日がんばりましょう！