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松尾芭蕉、焼け出される
こんにちは、志學舎豊田教室の土井です。
ここ数回、東京の下町の記事を上げていますが、頻繁に行っているわけではないのです。
一回のぷらぷらでたくさんのことが起こりすぎているので、記事を分割せざるを得ないのです。
何かアクションを起こすと、大抵何かが起きるんですよね~。
仕方がない、そういう星の下に生まれているんだ、知ってる。
両国から帰るにあたって、煩雑な乗り換えを避けるために都営新宿線の駅まで歩くことにしました。
都営新宿線なら京王線にそのまま接続してくれる、楽!
暴風の中、ヘロヘロしながらやっと地下鉄の入り口についたところで、背後から急に現れたお兄さんに分厚い冊子を渡され…
「アートパラのイベントをやっています、ぜひ来てください」
なんと…
結構気合いの入った冊子をもらってしまったので、素通りするのも申し訳ない。
芸術的なものは嫌いじゃない。
これも運命か…と思い、一番近い芭蕉記念館まで、てこてこ歩きました。
松尾芭蕉、そういや深川の庵を云々って中学生のときに勉強したような気がする。
小林一茶の家の跡地もあったりと、本当にここに「教科書の中の人たち」が住んでいたのかぁ、と不思議な心持になります。
隅田川沿いに小さめの芭蕉像も鎮座。
当日はヘロヘロなので行きませんでしたが、もう少し頑張って川沿いを歩くと、ちょっと大きめの、動く芭蕉像があったりします。
(意味わからんかもしれないが、動く芭蕉像が本当にあるんです…動くんです……)
記念館に入ってすぐに展示されていたアートパラの一品、すごくいい。
肩に力を入れ過ぎていても、本領は発揮できませんぞい。
松尾芭蕉は天和2年の大火(俗にいう八百屋お七の大火)に巻き込まれていたようで、その時の様子を描いた絵も残っていて興味深かったです。
やたら火事の多い時代ではあったので、一生に一度は火事にあうと言われていたとはいえ…芭蕉さんも苦労したんだなぁ。
そうそう、庭に芭蕉を植えたことを発端に、名前を芭蕉にしたようなのです。
せっかく庭に芭蕉植えたのに、別の植物の芽が出てきちゃったよ~、という嘆きの文書が残っていたりして面白い。
江戸時代に、庭に芭蕉を生やすというのが不思議、熱帯感強めの葉の形だし。
トマトやナスなんかも観賞植物で流行っていたようなので、江戸時代は結構ハイカラです。
この日はすみだ北斎美術館にも行ったのですが、面白い展示のされ方をしていて良かったです。
タッチパネルで絵を描いたりもできますぜ。
ちょうど展示の入れ替え期間だったため、常設展示しか見られなかったのですが、なかなか濃厚でした。
それにしても、画狂老人卍はスパイシーすぎる名前だよ。
ちなみに上の北斎さん再現部屋ですが、二人とも動く仕掛けになっていてびっくりした。
動くなら動くってはじめから言ってほしいもんです、素で驚いて声をあげてしまった…。
ポストカードを戦利品としてゲットしました。
個人的に面白いなぁと思うのが一番右の「本所深川」という作品なのですが、江戸はあまりにも火災が多いので、いざというときに備えて木材を保管させていた場所があるんですよね。
それが木場っていう地名に残っていたり、伝統的なお祭り(木場の角乗)に残っていたりするんですけれども、当時の様子が(デフォルメなり意図的な構図のいじりがあるとしても)見られるってのは良いですよねぇ。
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志學舎 豊田教室 教室長 西尾宣昭
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