こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。

米アップルが2024年の電気自動車(ＥＶ)の生産開始を目指し、車載電池技術の開発を進めているという報道がありました。

アップルは以前から自動運転技術の研究に取り組むなど、モビリティー分野への進出が長年取り沙汰されてきましたが、いよいよ具体的になってきたようです。

実現すれば、既存の自動車大手にとっては米テスラに続く脅威となりそうですし、日本の自動車メーカーも大きな影響を受けるでしょう。

2020年のＣＥＳというイベントでソニーが自動車を展示して話題になりましたが、アップルもその方向のようです。

自動運転が現実となりつつあるなか、車はまさに動く家のようになりつつあり、そこにいろいろなデバイスを供給しようとする電機メーカーは多くなっています。

また電池や半導体などを現在の車は搭載しており、まさに車は走る電化製品とも言えます。

近い将来、自動車メーカーと電機メーカー、ＩＴ事業者との競争が自動車でも激しくなる可能性があります。

小学生、中学生、高校生の皆さんにとって、社会に出た時、日本、世界の社会構造はさらに大きく変化しているでしょう。

その時必要なのは、正しい判断を下せる広い知識と論理的思考、高い語学力、そして失敗を恐れず挑戦することということになるでしょうか。

実は時代が変われど、社会構造が変われど、重要な能力は変わらないのかもしれませんね。