こんにちは！東進日野豊田校の倉田光瑠です。

高校生や大学生のあなたに質問をします。

「将来の夢は何ですか？」

この質問の回答は大きく２通りに分かれます。一つは、「○○がしたい。」と、率直に欲求を答える人。もう一つは「○○になる。」と職業を答える人。
日本人は後者の方で答える人が多いのではないでしょうか。

「夢」というのは本来、「実現させたいと心の中に思い描いている願い」と定義されますが、どうして職業を答えるようになったのでしょうか？幼少期からそのように職業を答えていた人が多いと思いますが、幼少期の回答と、今の私たちのそれとは本質が大きく異なります。

というのも、幼少期のそれは「欲求ベース」で回答しており、本来の夢の定義と近いです。サッカー選手や宇宙飛行士、アイドルなどと答える子が多いことから言えますね。一方、大人になってから答える「夢」というのは専ら「生計を立てる手段」としての職業であることが多いように感じます。

夢が職業の人は、それに給料が発生しなくてもやりたいと感じますか？

生計が確実に立てれる範囲内でとか、100%の安定を考えていると、本当にやりたいことは追及できないなぁ、とつくづく感じます。

いつまでも本当にやりたいことを追求できる人でありたいな、とふと思いました。