コラム
水本代表、志學舎を語る㉕
はじめての挑戦(みなみ野教室開設)
こんにちは。志學舎代表の水本です。
前回のブログでは高幡教室が駅前のビルに移転、さらに東進も併設し拡充、ワンフロアで小中高一貫指導(志學舎+東進)体制が実現し、現在の8教場の原型が完成したところまで書きました。これがちょうど2000年(平成12年)のことでした。
また、同じ年には、南大沢でも東進を開設し、それまでの小中学生に加えて高校生も多く集まりました。この南大沢の活況ぶりを目の当たりにして、今後新たに教室を出すとしたら、京王相模原線沿線を中心とした新興住宅地が有望であると考え、このエリアを中心に次の開校候補地を探して情報を集めて回りました。すると「八王子みなみ野」地域の生徒数が増えているとの情報が入り、現地を見に行くことに。
JR横浜線の八王子みなみ野駅ができたのが1997年。街びらきもこの年で、駅から少し離れたエリアから宅地開発が進められていたところで、駅前といっても広大な空き地が広がりほとんど何もありませんでした。
実は、この地は私にとっては懐かしい場所でもありました。
私は大学入学を機に広島から上京。新聞奨学生として新聞配達をしながら大学に通ったのですが、その新聞配達をしたのがこのエリアでした。当時は「宇津貫」(うつぬき)という地名で、舗装されていないアップダウンの激しい砂利道を、ポツンポツンと離れてあった家々に新聞を配達して回っていました。私が上京前にイメージしていた東京の都会的な風景とは程遠かったのを記憶しています。
そんな昔の「宇津貫」の記憶があったので、あまり発展しているイメージがなかったのですが、実際に行ってみると、新興住宅地として開発真っ只中で、これからますます伸びていくと感じました。そこで早速、駅前の物件を探すことに。
しかし、新興住宅地の開発は駅から遠いエリアから進められていて、駅前には空き地が広がっていてこれという物件がありませんでした。それでも何とか開校しようと考え、駅から坂を上がって徒歩10分ほどのところにあった24坪ほどの小さな物件を借りることにしました。駅から離れていたとはいえ、バス通りに面したところだったので、外から目立つように、総ガラス張りで教室を作りました。
それまでの教室はすべて駅前の視認性がいい場所での開校でしたが、今回は、初めて、駅前ではない、新興住宅地の中に最小限のスペースで開校させました。「小さく生んで大きく育てる」つもりで、これまでの教室展開とは違った初の挑戦でもありました。これがちょうど20世紀最後の時期、2000年12月26日、冬期講習スタートに合わせての開校でした。
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