こんにちは。東進日野豊田校の松田です。

さて、私は理系大学生なのですが、国語が嫌いだったからという理由で理系を選びました。現代文なんかは、200字300字をつらつらと書かなければならないし、古典も暗記が多いし。大学生活でもＡ４一枚を超える分量になると手が止まってしまいます。なんとか書ききっても同じことばっかり繰り返し書いていたり、文章自体何言っているのか訳わかんなくなったりしてしまうのです。

そんなある日、SNSである投稿が話題になっていました。

「頭が赤い魚を食べる猫」

その投稿の趣旨（そもそも趣旨なんてあるのか分からないけど）は単に敢えてややこしく書けばいろんな風に捉えることが出来るという事だけらしいのですが、みなさんはこれを見て、どんなものを想像しましたか？５パターン「頭が赤い魚を食べる猫」が存在します。

①頭が赤い、魚を食べる猫
→猫の頭が赤い
②頭が赤い魚を、食べる猫
→魚の頭が赤い
③頭が、赤い魚を食べる、猫
→猫の頭が赤い魚を食べてる
④頭が、赤い魚を食べる猫
→頭だけ、魚を食べる猫（他は猫じゃない）
⑤頭が、赤い、魚を食べる猫
→頭だけ、赤い猫（他は猫じゃない）

私は真っ先に①番を思いつきました。SNSのその投稿にはイラストも載っていて非常に分かりやすいので是非見て欲しいのですが、結局ややこしいこと書こうと思ったら読点で区切るのが大事ってことですね。

私の書く文章も「頭が赤い魚を食べる猫」になっていたなぁと反省しつつ、日本語は面白いと思いました。皆さんも文章を書く時には気を付けてみてください。では。

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