こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。

本日は引き続き受験直前の学習で気をつけたいことについてお話します。

発展的内容よりも基礎固めを重視しよう！！

この時期の受験生が陥りやすい悪い思考パターンがあります。たとえば、「得意科目で難しい問題を解き、他の受験生と差をつけよう」と考えたことはないでしょうか。もちろん、難問が解けることが悪いことではありません。しかし、他の受験生に差をつけようと、出題率が低い発展的な内容ばかりを学習し、基礎固めがおろそかになってしまうのは良くありません。

入試結果を分析すると、難問ではあまり点差がついていないことが多いんです。ほとんどの受験生が正答を得られないため、合否にはほとんど影響しないからです。一方、合否の分かれ目となっているのは、基本的な問題の正答率です。

入試当日は過度の緊張状態となるため、普段は決して間違えないような基本的な問題でさえ、入試本番においてミスをしてしまった経験を多くの先輩たちが持っています。

合格するためには、基本的な問題を確実に得点することが最も重要になってきます。
公式や用語・単語の確認、教科書の基本事項のおさらいなどは、共通テスト後すぐに一通り済ませておこう。入試本番でのケアレスミスや、基本問題の取りこぼしを防ぐのに効果的です。

さらに、模試や過去問演習で間違えた問題の見直しもしておこう。模範解答の解説を読んだり関連事項の確認をしたりして、知識を広げておくと、なお良い。

また、この時期に新しい問題集や参考書に手を出すのは禁物です。それよりも、以前解いた問題を繰り返し解いて知識の定着と理解を深めるべきです。繰り返し問題を解くことによって、応用力が養われ、それが自信につながるのをお約束します。

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