コラム
ブログアーカイブ⑬ 落第
ちょうど2年前のブログです。
ためになる話です。
「コラム紹介」
先日、いいコラム読みました。下のやつです。ちょっと読んでください。
「編集手帳」(読売新聞 2019.01.08)
夏目漱石は一高(現東大教養学部)への進学前、予備門時代に落第を経験した。それが真面目になる転機になったと随筆に書いている◆<僕の一身にとってこの落第は非常に薬になった…そのとき落第せず、ただごまかしてばかり通って来たら今頃はどんな者になっていたか知れない>(「落第」)。漱石の一高時代の成績を記す教員の手帳が福井県で見つかり、上位の成績を収めていたことがわかった。<薬>がいかに効いたかを物語る資料だろう◆手帳には論理学の試験での90点を取ったとある。意外にも、一高時代の成績が分かったのは初めてだという◆先の随筆のように恥ずかしい過去を自省とともに明かすことはあっても、「吾輩は優等生である」とは決して言わなかったにちがいない。内田百閒や寺田寅彦が心酔した人柄がうかがえよう。随想『硝子戸の中』には次の一節がある。<私はすべての人間を、毎日毎日、恥をかくために生まれてきたものだとさえ考えることもある>。大事なのは恥をかいたあと、何をするかだろう◆長く日のあたる場所に出なかった「成績」発見の報に、年初から励まされる。
夏目漱石は一高(現東大教養学部)への進学前、予備門時代に落第を経験した。それが真面目になる転機になったと随筆に書いている◆<僕の一身にとってこの落第は非常に薬になった…そのとき落第せず、ただごまかしてばかり通って来たら今頃はどんな者になっていたか知れない>(「落第」)。漱石の一高時代の成績を記す教員の手帳が福井県で見つかり、上位の成績を収めていたことがわかった。<薬>がいかに効いたかを物語る資料だろう◆手帳には論理学の試験での90点を取ったとある。意外にも、一高時代の成績が分かったのは初めてだという◆先の随筆のように恥ずかしい過去を自省とともに明かすことはあっても、「吾輩は優等生である」とは決して言わなかったにちがいない。内田百閒や寺田寅彦が心酔した人柄がうかがえよう。随想『硝子戸の中』には次の一節がある。<私はすべての人間を、毎日毎日、恥をかくために生まれてきたものだとさえ考えることもある>。大事なのは恥をかいたあと、何をするかだろう◆長く日のあたる場所に出なかった「成績」発見の報に、年初から励まされる。
私のこれまでの人生、恥のかきどおし。これを読んで、みんな恥いっぱいかいてんだ!と、うれしくなりました。あの夏目漱石だってこうなんだと、勇気づけられました。そしてその後の言葉がグサッときました。
「大事なのは恥をかいたあと、何をするかだ」
本当にそのとおり。今年の座右の銘にしようと思いました。
人間、恥をかけばかくほどビッグになれるんだ。同じ恥をくり返さないようにすれば。
いい勉強になりました。
志學舎のみんな、
もう一度、胸にきざんでおこう!
「大事なのは恥をかいたあと、何をするかだ」
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