高校部(東進)
2021共通テスト分析①
こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。
2021年に実施されたばかりの大学入学テストについてシリーズで振り返りをしたい。
まずは平均点から。
受験者数が474,977人と最も多かった「英語(リーディング)」の平均点は58.81点で、前年度から0.66点アップした。「英語(リスニング)」(受験者数474,300)は56.16点で前年度から1.40点ダウンした(2021年度から、「英語(リーディング)は、配点が200点から100点に、「英語(リスニング)」は、50点から100点となった。前年度比較は100点満点に換算したもの)。
その次に受験者数が多かったのは、「国語」で457,149人が受験した。「国語」は200点満点で平均点は117.51点で、前年度から1.82点のダウンとなった。2020年度もダウンしており、2 年連続してダウンとなった。
数学のうち、「数学Ⅰ・数学A」は、前年度大幅に平均点がダウンしていたが、5.80点アップの57.68点と大幅にアップした。また「数学Ⅱ・数学B」も前年度から10.90点アップし、59.93点であった。
地理歴史、公民の平均点は、「世界史A」が46.12点で前年度から5.04点ダウン、「地理B」が60.06点で前年度から6.29点ダウン、「現代社会」が前年度から5.34点ダウンの51.96点、「政治・経済」が49.87点で前年度から3.88点ダウンした。一方、「倫理」は6.59点の大幅アップで、平均点は71.96点。「日本史A」は前年度から4.96点アップし、49.55点となった。
理科の各科目の平均点は、「生物」が前年度から15.09点と大幅にアップし、72.65点となった。「地学」も前年度から7.14点アップし、46.65点であった。「物理」と「化学」はダウンし、「物理」は2.86点ダウンの57.82点、「化学」は3.73点ダウンの51.06点であった。
総合型平均点としては、数学の平均点の大幅アップにより、文系・理系ともに引き上げられたとみられる。
なお、第1 日程の公民(「倫理、政治・経済」は対象外)と理科②で、科目間に20点以上の平均点差が生じたため、得点調整が行われた。公民の「倫理」が71.96点だったのに対し、「政治・経済」は49.87点で22.09点の差、「現代社会」は51.96点で20点の差が開いた。また理科②では「生物」72.65点に対し、「化学」は51.06点で21.59点の差が生じた。
倫理と生物の得点は変わらず、公民の「政治・経済」と「現代社会」、理科②の「物理」と「化学」の受験生に、科目・得点に応じて最大6 点~ 9 点加点される。理科②の「地学」は受験者数が1 万人未満のため、得点調整の対象とはならない。なお、得点調整が実施されるのは、2015年度のセンター試験以来であった。
次回は各科目の出題分析をさせていただきます。
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