こんにちは！東進日野豊田校の倉田光瑠です。

今日は僕が受験期に使っていた記憶のテクニックである記憶の宮殿（memory palace）について紹介させて頂こうと思います。別名を、「座の方法」と言い、馴染みのある空間に情報を配置することによって情報の想起が強化されるテクニックの事を意味しています。

かなり複雑で、ブログ内で説明しきれないような内容であるため、詳しくは「全米記憶力チャンピオンが明かすどんなことも記憶できる技術」という本を読むことをオススメしますが、ここでは軽く方法の紹介をさせて頂きます。

まず覚えたい事象（数字であれ事象であれ）と関連する物体や、その内容から連想される人物を決めます。それを自分が良く理解している空間（自宅など）に配置していきます。この時、その物体や人物のインパクトが強ければ強いほど良いです。そうやって覚えたい内容からイメージされるものを空間内に配置していくと、普通にテキストを見て覚えるよりも、強烈に脳内に残っている事が実感できると思います。

そしてこの暗記法の最大のメリットはこのプロセスを繰り返すことが「海馬の筋トレ」になっているという点にあります。座の方法を繰り返していくとどんどん海馬が鍛えられ、単純に記憶力が高まるという事が分かっています。

以上、記憶の宮殿についてお話させて頂きました。詳しいことは書ききれませんでしたので、是非本や資料を見て、取り入れて頂いたらと思います。

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