コラム
牛にまつわるエトセトラ
こんにちは。志學舎本部の岩田です。
ただいま受験シーズン真っ最中。ということで塾生の皆さんの合格を祈願しに谷保(やぼ)天満宮へ。前回も書きましたが、天満宮は学問の神様とされる菅原道真公を祀(まつ)った神社です。
本殿前は合格祈願の絵馬が鈴なりでした。よく見ると、
横になっている牛(=臥牛<がぎゅう>)が見えます。各地の天満宮にはこのような臥牛が神の使いとして鎮座しています。
菅原道真と牛にまつわる伝説は数々あるようですが、なぜ「臥牛」かというと、北野天満宮のHPによると、
「菅原道真公が丑(うし)年生まれであったことと、大宰府でご生涯を閉じられた際、道真公の御遺骸をお運びする途中で車を引く牛が座り込んで動かなくなって、やむなく付近の安楽寺に埋葬したという故事に由来しています。この伝説から神牛は臥牛(伏した牛)の姿であらわされています。」
奇しくも今年(2021年)は「丑年」。牛の歩みのごとく、ゆっくりとではあっても確実に一歩ずつ前進する人生を歩んでいきたいものです。
お参りついでにせっかくなので絵馬を購入。2種類ありました。
2枚目の絵馬に書いてある歌は、
美しや紅の色なる梅の花 あこが顔にもつけたくぞある
(注)あこ(阿古)とは菅原道真の幼名。
これは菅原道真がわずか5歳の時に庭の梅を見て初めて詠んだ和歌だそう。さすがは学問の神様です。
最後にあらためて塾生のみなさんの合格祈願をして帰ってきました。がんばれ、受験生!
<谷保天満宮に咲いていた梅の花>
【番外編:「牛」にまつわるお話をもう一つだけご紹介】 私の経験から申しますと、うっかり早く成功しては危ないぞ、大器晩成という言葉がありますが、そうすみやかに成功しないほうがいい。しかしあとずさりしてはいけない。一歩一歩、牛歩であっても進んでいかねばならない。そういう道を皆さんがおもちになる、お考えになる。考えにくいことかもしれないけれども、それを考えられる人は立派な人だというような感じがいたします。(松下幸之助) |
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