コラム
古文の大野先生、曰(いわ)く。
こんにちは。志學舎本部の岩田です。
「これ、面白そうだな」と思ってついつい本を買ってしまったものの、読まずに家にそのまま積んであるだけ。世に言う「積ん読(つんどく)」。なんだか読まない本を積んでおくだけなんて無駄だなあ、と、ちょっぴり後悔したり自己嫌悪に陥ったり。
今を遡ること数十年前の高校時代。国語の「古文」の授業で、大野先生という、黒縁の丸眼鏡にいがぐり頭の男の先生が、ある時ポツリとつぶやかれました。「積ん読。大いに結構!」と。曰く「本というものは、読みたい、と思ったときに手元にあってすぐに読めることが重要。だから、少しでも興味を持った本が手近に置いてある状態(=積ん読)は良いことなんだ。すぐに読まないからといって無駄なのではない」と。
これが古文の大野先生の唯一の(?)思い出ですが、何十年たった今でも鮮明に覚えている。肝心の古文の授業で教わったことはほとんど思い出せないのですが。(大野先生、ごめんなさい!)おかげで気になった本は迷わずに買うことにしている。当然すべて読んでいるわけではないのですが、購入後何年かたって急に手に取って読むことも。それにしても我ながら積ん読多いなあ。
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