高校部(東進)
モノタスク学習の時代が来ると思う
こんにちは!東進日野豊田校の倉田光瑠です。
連日温かい日が続き、春だなぁ。と感じています。この時期になると、毎日朝から晩まで世界史を学習していた高校3年生の春の時期の事を決まって思い出します。
思い返せば受験生生活を通じて僕が最も伸びたのはこの時期であり、それは間違いなく僕が最も意識していた「モノタスク」のお陰でした。本日は、この時期の受験生は1日に何教科を勉強したら良いのかについて僕の考えをお話しさせて頂こうと思います。
結論から言うと、僕は圧倒的にモノタスクを推奨しています。僕はモノタスクの勉強を続けることによって高2の2月模試から高3の4月の模試まで一極集中で世界史に取り組み、偏差値を50.1から76.4にしました。11月の大学別模試で世界史全国一位を取れたのも紛れもなくこの時期の一極集中の勉強のお陰です。
しかし、一般的には「複数の教科をバランス良く学習しよう!!」と、よく耳にしますよね。なぜ複数教科にバランスよく取り組む方が良いのか考えた事ありますか?
こういった分散学習が多くの場面において推奨されている理由は主に、
①英語などは毎日学習を続けないと実力がなまってしまうため。
②継続して学習しないと忘れてしまうため。
③一つの科目ばかり学習していると集中力が低下してしまうため。
上記の3つとなりますが、僕も①の理由に関しては大賛成です。上では2ヵ月間ずっと世界史だけしていたかのように書いていますが、英単語や音読に関してはしないとすぐに実力が落ちてしまうので、欠かさずしていました。上記のような分散学習を推奨する理由を踏まえた上で、僕がモノタスク型の学習を推奨する理由をこれから話します。
まず、なによりものメリットとして「知識のリンク」が生まれます。歴史であれば、あの事象とこの事象が繋がっている。似ている。など別々の現象をリンクさせて理解が出来るため、圧倒的に忘れにくくなります。一日に複数教科を行っても、二次関数とあの英単語、あの歴史人物が結び付いたりすることはありません。その点でモノタスクは非常に効率的であると言えます。
また、日常でのロスタイムが無くなる事も大きなメリットだと思います。どういうことかというと、毎日同じ1教科を学習していると、その教科の脳みそになり、常にその教科の事を考えるようになります(モノタスクの経験者じゃないと伝わらない感覚だと思います)。例えば一人ぼーっとしてる時や、通学中歩いているときも世界史の事を考えたり、スマホを開いて15:29と表示されていたら、無意識に「あ、サラゴサ条約だ、、、」とか思っちゃうものです。このようにモノタスクを続ける事でどんどん知識がリンクされ、その科目を「極める」感覚が身についていくと思います。
他にも、成績が目に見えて上がるためメンタルが崩れにくいこと、モチベーションの維持が簡単な事も大きなメリットだと思います。モノタスクの最大の欠点である「続けていると集中力が切れてしまう」という事に対しては、「同一教科内でのタスクシフト」によって解決をしていました。例えば第二次世界大戦期の通史学習に飽きたら、中世ローマの学習をしてみたり、理解が必要な通史の学習に飽きたのならば資料集の写真を眺めながら文化史の暗記に取り組んで見たり、と同じ教科内で通り組むことを変えることでストレスフリーで一日中世界史の学習を続けることが出来ました。
長く語ってしまいましたが、これが僕がモノタスクを激しくオススメする理由です。是非受験に必要な教科数や時間と相談しつつ、この一極集中の勉強法を取り入れて頂いたら幸いです。
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