こんにちは、志學舎多摩センター教室の藤堂です。

ところで、名前って不思議だと思いませんか？
たとえば、苗字なんかはそこに意味はない。
井戸の近くに住んでいたから、山間部に住んでいたから、そんな由来はあるとは思いますが、意味はないのです。

しかし、私たちは名前を呼ばれると反応します。

何なら、「名前を呼ばれて反応してはいけない」と言われても、それを守るのは難しいでしょう。
動物も同様に、名前を呼ばれると反応します。

これは、「名前を呼ばれると餌を貰える」という経験を蓄積させたためでしょう。
人間の場合、“名前を呼ばれるという行為”に付随するコミュニケーションが、“社会的に存在し続けるための手段”として関連付けられるために・・・　無意識的に反応してしまうのでしょう(^_^:)

この話の何が面白いかというと・・・

人間にとっての“本能”や“脊髄反射”などの潜在的に持っている人間の性質とは異なった部分、要するに「社会という“理性”で活動しているであろう自覚のある部分で、無意識的に反応する(≒本能による反応)」という点です。

私たち人間が、“生まれながらにして社会とは切り離せない存在である”という論を補強するという点です。

さて、今日も一日がんばりましょう！

人気ブログランキング
　↑受験カテゴリー１位！応援クリックよろしく！

にほんブログ村
　↑こちらも頑張ってます！応援クリックよろしく！