こんにちは、東進日野豊田校の松田です。

当然ですが、東京ではエスカレーターに乗るときは左側、大阪ではエスカレーターに乗るときは右側に立ちますよね？
では、なぜそういった文化が定着したかはご存じでしょうか？

諸説ありますが、阪急電鉄のアナウンスがはじめのきっかけとされています。

阪急梅田駅には3階乗り場に通じる長いエスカレーターが設置されており、そこで「走って上り下りするのは大変危険ですのでおやめください」に続き、「お歩きになる方のために左側をお空けください」というアナウンスを流したのが始まりらしいです。立ち止まる人と歩く人の両方の利便性を考えたものでした。

その後すぐには定着しませんでしたが、1970年の大阪万博では多くの外国人が大阪を訪れるのに備え、交通ルールを基準に国際標準の右立ちを徹底しました。

最近は、そもそもエスカレーターでは歩くのは危険という意見もありますが、とにかく安全にエスカレーターに乗ってほしいと思います。

逆に左立ちの理由は何か具体的には分からないので、何かご存じの方が居ましたら僕に教えて下さい。

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