コラム
今年、大学1年生になったキミへ
志學舎は「小・中・高 一貫指導」!
今多くの先輩たちが受験を終え、大学での新学期をスタートさせています。
そして、志學舎で後輩たちのために指導をスタートさせた先輩たちもたくさんいます。
ガンバレ、志學舎の先輩たち!
そんなキミ達へ、興味深いコラムがあったので、紹介する。
鳴り物入りの入試改革のはずが政治の迷走で見送りに。今年の大学受験生は大変な思いをした。おまけにコロナにたたられたまま卒業へ。なぜ自分たちの学年だけこんな目に?天を仰ぐ日もあっただろう▼〈教育は政治の言葉で曲げられる 帆のない船のような日本で〉。今年刊行された千葉聡(さとし)さん(52)の歌集『グラウンドを駆けるモーツァルト』にそんな1首があった。横浜市立桜丘高校の教諭でもある。「これほど我慢を強いられた学年はほかに知りません」▼ご多忙の極みと知りつつ、全国の高校3年生に捧げる歌を新たに詠んでいただいた。〈ロッカーと壁のすきまに捨てられた「記述問題対策ノート」〉。生徒たちは新試験に導入される記述式問題の対策に追われたが、土壇場で立ち消えとなる。翻弄(ほんろう)された生徒の無念がにじむ▼昨春はコロナでいきなり休校に。再開されたのは6月。〈六人がけテーブルに二人ずつ座りカツ丼の日も学食静か〉。行事はどれも簡略化された。〈声出しは×(ばつ)、拍手は〇(まる) バレーボール大会決勝戦大拍手〉▼生徒たちのために何ができるか、悩みは尽きなかったと話す。〈白マスクの上の静かな目を見れば、なんとかしなきゃ、しなきゃ、と思う〉。歌集に収められたこの1首が全国の先生方の思いを代弁していよう▼この春、高校を卒業するのは100万人。勉強に部活、友情や恋愛で思うにまかせなかった学年である。忍耐の日々にふさわしい輝きの前途を。そう願わずにはいられない。
(2021年3月1日 朝日新聞 天声人語)
志學舎のみんな、
コロナの収束はまだまだ先のようだけど、
気持ちは前向きに、この新学年の1学期を楽しもう!
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