高校部(東進)
大学入試の基礎知識⑨
こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。
大学入試の基礎知識についてシリーズで実施します。
本日は
「総合型選抜」
についてお話します。
総合型選抜は、2020年度までAO(アドミッションズ・オフィス)入試と呼称されていた試験方式です。
通常の学力試験による入試と異なり、受験者が「大学が求める人物像(アドミッション・ポリシー)」に合致しているかどうかで合否を判定する試験方式であり、2021年度入試からは、各大学の実施する評価方法(小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、教科・科目に係るテスト、資格・認定試験の成績など)または共通テストの活用のいずれかを必須化されることとなりました。
人物を多面的総合的に評価する選抜方式となります。
従来のAO入試は、慶應義塾大が1990年、SFCに導入し、その後急速に導入する大学が増加しました。
最近では、私立大学だけでなく国公立大学でも総合型選抜の導入が拡大しています。
2021年度入試では、99校(前年比104.2%)の国公立大学が総合型選抜を実施しています。
国立大学の総合型選抜の募集人員の割合は、2018年度の4.2%から2021年度には6.4%まで大幅に増加しており、また、公立大学では2018年度の2.5%から2021年度は3.4%といずれも増加しています。
以前は、AO入試の募集開始時期に制限がなかったために、学生をできるだけ早く確保したいと考えて募集開始時期をどんどん前倒しにする大学がでてくるようになりました。
しかし、「学生の青田買いにつながる」との批判が強くなったことから、2011年度以降はAO入試の出願時期は8月1日以降に制限されるようになっています。
2021年度入試の総合型選抜からはさらに遅くなり、出願時期は9月1日以降(2021年度は新型コロナウィルスの影響による学業の遅れ等を配慮し、9月5日であった)合格発表時期は11月1日以降となっています。
AO入試で入学した学生の学力不足が問題となっていました。そのため、2021年度入試からの総合型選抜では入学前教育を積極的に実施することを求められています。
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