志學舎高幡教室の山本です。

最近はあれほど満開だった桜もすっかり緑に染まり、本格的な春の到来を感じさせられます。街の様々なお店でも、春をイメージした商品が多く並んでいます。今僕は有名な某カフェチェーン店で桜風味のドリンクを飲みながらこのブログを書いているのですが、同じ店内では多くの中高生が飲み物を片手に勉強をしています。

皆さんは普段どこで勉強をしていますか？もしくはどのように勉強していますか？おしゃれな音楽の流れるカフェで、静かな図書館で、もしくは自室でアロマを焚いて勉強している人もいるかもしれません。もちろん、それぞれがその人にとって集中できる場所であり、自分に合ったスタイルであるのだと思います。しかしこの勉強する際の周囲環境について、少し押さえておきたいこともあるのです。

「静かだと集中できない」こういう人は案外少なくないかもしれません。以前に音楽を聴きながらの勉強について書いたことがありますが、当然ながら入学試験を受けている時に音楽は流れていません。他の人々の話し声もなく、聞こえるのは受験生が走らせるペンの音や試験用紙をめくる音くらいです。普段から音の溢れる環境で勉強し続けていると、こういった“静かな”入試の環境で集中出来ないといったことが起こり得ます。他にも「ベッドやソファーなどで横になって覚えた知識は、横になった体勢と比べて、椅子に座り机に向かった体勢では思い出しづらくなる」といった話もあります。

自分の集中できる環境で勉強するのはとても良いことであると思います。しかし（特に受験学年の人は）、試験本番で最大限のパフォーマンスを引き出せるように、普段から意識的に、試験時に近い環境下で勉強をしていくことも肝要であると思われます。

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