こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。

大学入試の基礎知識についてシリーズで実施します。

最終回の本日は東京大学の前期合格者状況について。

東京大は、3月10日に前期日程の合格者を発表しました。前年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、掲示板による合格発表は見送られ、WEBサイトと携帯電話サイトによる発表となりました。

文科二類を除く科類で、予告倍率を超える志願者があったため、第1段階選抜が行われ、7,585人が合格し、最終の合格者数は2,993人で、前年度より17人減少しました。

また、学校推薦型選抜の詳細も公表されました。

高校から推薦できる人数を合計4人（共学の場合）に引き上げたことから、志願者数は前年度の173人から267人と大幅に増加し、合格者の女子比率も前年度の45.2％から45.7％と若干の増加となりました。

合格者の女子比率は、一般選抜でも前年度の18.5％から20.0％と増加しており、全体では21.1％に達しました。

2016年度の推薦入試（学校推薦型選抜）導入以降では、合格者の女子比率は最高となりました。今後、東京大では女子枠を設ける考えはないものの、引き続き女子比率30％を目指すとしています。

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