コラム
「できま線」をぶっ壊せ
いい記事を見つけた。
勇気づく話です。
東大生の西岡壱誠(いっせい)さん(25)は中学生の頃、同級生から「おい、パン買ってこいよ」と命令されるような生徒だった。勉強は大の苦手。学年最下位の「ビリ男」で、ゲームが心の支えだった。画面の中ではいつも自分が主人公だからだ。現実逃避には最適だった。
高校1年の冬。“事件”は起きた。同級生がボトルケースに入れたペットボトルを振り回し、ふざけながら近寄ってきた。嫌な予感がするなぁ……やっぱり。ゴツン!ペットボトルが額に直撃し、血が勢いよく噴き出した。ワイシャツは真っ赤に染まり、病院で数針縫った。
同級生はこっぴどく𠮟られたはずだが、病院からの帰り道、付き添ってくれた教諭の渋谷牧人さん(45)はこう切り出した。「西岡、このままでいいのか?」もっと優しい言葉をかけてくれてもいいのに。「でも先生、人はそんなに簡単に変われないですよ」と言うと、「それは違う!」と叱られた。「お前は『できません』という線を自分で勝手に引いている。そんな線、ぶっ壊してしまえ」 先生の言う通りだ―――。
「先生、僕、変われますかね。」恐る恐る聞くと、先生はこう答えた。「ああ。人は変われる。まずはでかい目標を持て。そうだな……東大を目指して世界を変えてみろ!」
(2021年4月20日 読売新聞夕刊 「しあわせ小箱『ビリ男、東大に行く』」)
志學舎の先生方、
「できま線」を勝手に引いている生徒がいたら、
ぜひよきアドバイスを、よき目標設定のサポートを。
たくさんの「笑顔」が見たい。
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