こんにちは、東進日野豊田校の中屋です。

最近、またコロナの感染者が増えてきました。これは第４波と言われていますが、この第４波は今までの１波、２波、３波とは明らかに違う点があります。それは、日本でも変異種が拡大しているということです。変異種はより感染力が高く、若い世代も重症化しやすいと言われています。
最近よくニュースなどでもこの変異種を聞きます。ニュースで変異種は「N501Y」、「E484K」と名前が付けられていました。この名前が何を意味しているのか疑問に思ったことはありませんか？
実は大学の授業でこの内容に触れる機会が先日ありまして、授業を聞いた時に「なるほど」と思うことがあったので、今日はブログで伝えたいと思います。
ウイルスもDNAを持っていて、アミノ酸がたくさん連なって出来ています。

「N501Y」というのは、元々の501番目のアミノ酸N（アスパラギン酸）がY（チロシン）に変わってしまったという意味です。同様に「E484K」というのは、元々の484番目のアミノ酸E（グルタミン酸）がK(リシン)に変わってしまったという意味です。ちなみに、ここに出てきた４つのアミノ酸はどれも高校化学で学習するアミノ酸です。
このように、一見何かよく分からないような名前でも、そのルーツをたどると理にかなっていて簡単だったりします。これがコロナ収束の鍵となるかもしれません。
僕もそうですが皆さんも普段でも何か疑問に思ったことはそのまま放置せずに、積極的に調べていく習慣をつけていきましょう。

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