高校部(東進)
おススメの暗記方法
[東進タイムズ5月号連動記事]
東進西八王子南口校の上塚です。
新学年に移行して、早くももう1ヵ月が経ちましたね。
今回は、もう“受験生”である高3生はもちろん、高1・2も気になるであろう、『おすすめの暗記方法』をご紹介していきます!
まずは英単語の暗記方法です!
中学校までの勉強であれば、青ペンでひたすらノートに書きなぐったり、単語帳を何度も繰り返しみたり、、、という覚え方が定番でしたよね。
しかし!!大学受験のための英単語は数がとても多いうえ、中学であいまいにしてきた単語なんかも加わって、きちんと実力をつけるには工夫が必要です。
すぐに取り入れられる方法なので、ぜひ試してみてください!
1、声に出す!!
例えば単語帳で単語を覚えるとき、発音はよくわからないまま、「とりあえずつづりだけ覚えよ~」なんてことしていませんか?
単語を発音抜きで覚えることの方が難しいです。そのうえ、英文を読んでいるとき、単語の発音が分からないとそこで英文の脳内再生が止まってしまい、かなりストレスになります。consume, comfortable, concent………
こんな風に似たような単語が出てきた時、無理に「sがあるやつは消費する、ableのやつは心地よい、で、、、」という風につづりで見分けるのではなく、発音を意識して覚えた方が英文の速読にも役立つということです。
さらに!当たり前ですが、リスニングにも役立ちますよ。
2、カエルの合唱方式!
単語帳で1日10ページずつ覚えよう!!こんな風に決心したとき、
単に
1日目 1~10ページ
2日目 11~20ページ
3日目 21~30ページ………ではなく!
1日目 1~10ページ
2日目 1日目の1~10ページ +11~20ページ
3日目 2日目の11~20ページ +21~30ページ………
こんな感じで、同じ範囲を2日連続で暗記するようにして穴を埋めていく、という方法です。1回やっただけではなかなか覚えられないですが、2週目も計画に入れ込むことで暗記しやすくなりますよ。
続いて、他の教科の暗記方法です。
理系教科で実践していたやり方ですが、英単語などにも応用できるやり方になります。
3,セットで覚える!
これで覚えることができた英単語で例を挙げると、constraintという英単語です。これは「制約」といった意味がありますが、これはrestrictionの言い換えという感じで覚えました。あとはsubtleという英単語。これは「微妙な」という意味ですが、これはslightとほぼ同じ意味という感じで覚えました。
化学だと、ベンゼン→ニトロベンゼン→アニリン塩酸塩→アニリンという一連の反応の流れなどをセットで覚えたりしました。単体で覚えられないならセットで覚えるというのはどうでしょうか?
4,ただ暗記するのではなく、深くまで暗記する
これは他の方法に比べると時間がかかるため、単純暗記が苦手な人向けの暗記方法になります。
例えば3のベンゼンからアニリンを作る反応です。
私はなぜニトロベンゼンを作るの?ベンゼンとアンモニアを無理やり反応させて直接アニリンは作れないの?と思っていました。このような経路で反応をさせる理由は、ベンゼンが安定な物質で、電子を奪う薬品でないと他の物質に変化しにくいからです。だから一度ニトロベンゼンに変えてからアニリンを合成しています。
これは高校化学の範囲ではありませんが、このように理由や他のものと関係をしっかり理解すると、長い時間が経っても忘れません。どうしても覚えられない人は試してみて下さい!
人気ブログランキング
↑受験カテゴリー1位!応援クリックよろしく!
にほんブログ村
↑こちらも頑張ってます!応援クリックよろしく!