こんにちは、志學舎多摩センター教室の藤堂です。

よく覚えてる坂道があります。
八丁目に行くための坂道。
八丁目というのは、小学生の頃の友達がたくさん住んでいたところです。

当時は携帯電話も普及しておらず、家の固定電話で約束をし、夏休みの炎天下の中、勝負に臨んだことです。
私は毎日外に遊びに行け、というなかなか横暴な家庭で育ちました。
友達がみんな習い事で遊べないような日も、とりあえず外に出かけては八丁目の坂道を上るわけです。

変速ギアの１の数字とペダルが空回りしている感覚が足に染み付いてきます。
子どもというのはひたむきですから、それでもインターフォンを押して周ります。

誰とも遊べなかった時の“下り坂の哀愁”をどう喩えましょう？
昨今ではインターネットが普及し、この哀愁は“既読無視”なんてものに書き換えられていくのかもしれません。
でも、それもなんか違うなぁ、なんて思う今日この頃でございます。

さて、今日も一日がんばりましょう！

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