こんにちは、東進日野豊田校の松田です。

突然ですが、駅名の「新宿」と「新橋」。ホームにある駅名が書かれた看板のローマ字表記はどうなっているか、ご存じですか？

です。

おなじ「ん」なのにローマ字表記がｎとｍ分かれるのはどうしてでしょうか？

実は、口の動きに注目すると答えが見えてきます。

ｍで表記する地名は他にも、Nihombashi(日本橋)やNamba（なんば）などがありますが、新橋、日本橋、なんばの３つの共通点として、「ん」のあとの文字が「ば」であるということがあげられます。そして、この３つをそれぞれ発音してみて下さい。「ん」を発音するときに、唇が閉じていますね。これがｍで書く「ん」です。

ルールとして
「ん」の後ろに「ば行、ぱ行、ま行」の音が続くときに
「ん」は “m” になる（mb、mp、mm）

逆にｎで書く「ん」は口を開けたまま発音します。
ちなみにですが、信号などについている道路標識には、このルールは適用されません。

みなさんも街に出たら、駅名の看板や道路標識をぜひチェックしてみてください。