こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。

国公立編に引き続き、２０２１年度私立大学入試についての結果分析を報告させていただきます。

立教大の総志願者数は、65,475人（前年比106.8％）と１３大学で最も志願者数の増加率が高かった。要因としては文学部の一部の日程を除き、英語独自試験を廃止し、英語外部検定試験の成績か共通テストの英語の成績を利用したこと、個別日程を廃止して、全てを全学部日程とし、試験日を複数設けたことが挙げられる。

学部別では、前年度の大幅減の反動から、異文化コミュニケーション学部が前年比156.0％と大幅増となった。コミュニティ福祉学部も同様に、前年比132.6％と大幅増となった。

法政大の総志願者数は90,948人（前年比87.8％）であり、１０万人を下回った。学部別では、キャリアデザイン学部（前年比145.8％）と現代福祉学部（前年比113.6％）で大幅な増加となったが、両学部とも前年度の減少の反動である。ほかに増加した学部は、情報科学部（前年比112.5％）のみである。

中央大の総志願者数は78,534人（前年比90.8％）だった。学部別では、前年度に大幅減であった国際情報学部は前年比111.0％で増加に転じた。商学部も前年比108.3％で増加したが、他のすべての学部で減少した。また、総合政策学部（前年比62.6％）は２０１９年度から３ 年連続で志願者数を大幅に減らしている。

（東進進学情報より抜粋、１部修正あり）