こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。

国公立編に引き続き、２０２１年度私立大学入試についての結果分析を報告させていただきます。

関西大の総志願者数は79,511人（前年比90.7％）であり、２年連続で減少した。学部別では、経済学部（前年比113.2％）と商学部（前年比102.8％）以外は減少した。なかでも、社会安全学部は前年比71.9％で、2019年度から大幅な減少傾向にある。

関西学院大の総志願者数は33,617人（前年比101.2％）だった。今年度から理工学部を理学部、工学部、生命環境学部、建築学部に再編したが、これらの４学部の志願者数は計10,485人となり、理工学部の前年度の志願者数5,920人を大きく上回った。前年度に大幅に減少していた教育学部は前年比102.3％と増加に転じた。ほかのすべての学部は減少している。

同志社大の総志願者数は44,481人（前年比89.1％）と３年連続で減少している。学部別では、商学部（前年比109.5％）のみ増加で、ほかのすべての学部で減少している。特に神学部は、前年比79.1％と前年度に引き続き大きく減少した。

立命館大の総志願者数は83,512人（前年比80.6％）で、すべての学部で減少している。特に前年度に大幅に増加していた反動から、経営学部は前年比67.7％の大幅減少となった。２年連続で減少しているのは、スポーツ健康科学部（前年比69.7％）、産業社会学部（前年比77.1％）、法学部（前年比87.2％）、映像学部（前年比94.5％）、食マネジメント学部（前年比98.4％）である。また、総合心理学部（前年比83.1％）と政策科学部（前年比86.1％）は3 年連続の減少である。

（東進進学情報より抜粋、１部修正あり）