こんにちは。志學舎みなみ野教室の教室長の阿部成明です。

とある日、生徒さんのこんな一言が、、、。
「サラダ油のサラダって何？」
普段生活していて当たり前のようになっていたので気にも留めませんでしたが確かに何って思いますよね。

オリーブオイルはオリーブからできていますし、ごま油はごまからできています。
じゃあサラダ油はサラダって植物からできているのか？というとそんなわけはありません。

サラダ油は日清オイリオが開発した食用油の商品名として名付けられたそうです。
最初にサラダ油が開発されたのは大正１３年。そのころの日本では、食用油といえば揚げ物などに利用するのが普通でしたが、西洋では塩や酢を加えてドレッシングのように生野菜にかけて食べていたそうです。
そこで、火を加えなくても生でも食べられる食用油に「サラダ油」とつけたそうですよ。

「サラダ油」と名乗れるのは良質な証拠みたいです。
実はサラダ油を名乗るには日本農林規格（JAS）に認定を受けなければなりません。油菜、ひまわり、とうもろこしなどの定められた材料をJASに認定された工場で作ってようやく「サラダ油」を名乗ることができるのです。

ちなみによくおせんべいにある「サラダ味」。この「サラダ」は「サラダ油」のことなんです。サラダ油を塗った後に塩を振って味付けしているため「サラダ味」と名付けられました。

これを機会にサラダ油を使った自家製ドレッシングでも作ってみてはいかがでしょうか？