高校部(東進)
大学入試に関するお金のあれこれ②
こんにちは。
東進多摩センター駅前校校舎長兼志學舎多摩センター教室副教室長の福岡広徳です。
大学進学から卒業するまでには受験料や学費など、さまざまな費用が必要となる。
今回のブログでは、( 1 )大学受験にかかる費用、( 2 )大学入学までにかかる費用、( 3 )大学での学生生活にかかる費用の3項目に分けてどれくらいお金が必要となるのかを見ていく。
(1)大学受験にかかる費用
まずは大学を受験するためにかかる費用から見ていこう。
2021年度の受験料や交通費等を合わせた受験費用は、日本政策金融公庫の調査によると、国公立大学で30.5万円、私立大学文系で35.5万円、私立大学理系で31.9万円であった。
もう少し詳しく受験費用について見ていく。まず、最初に必要なものは「願書」だ。
願書は、国公立大学・私立大学ともに9 月~12月の期間に配布される場合が多い。
私立大学に限り、無料の大学と有料(数百~千円程度)の大学がある。
近年では、インターネット出願を導入する大学が増加しており、紙媒体での願書を取りやめ、大学のホームページよりダウンロードする形を取っている大学も多い。
また、紙媒体の願書の場合、学校説明会やオープンキャンパスに参加するともらえる場合もある。
いずれも各大学により取り組み方が異なるので、志望校のホームページをチェックしよう。
また、第2・第3志望の大学についても願書を取り寄せておくことを忘れないようにしよう。
受験間際になって慌てることがないように、受験する可能性のある大学の願書は余裕をもって入手しておこう。
次に、入学検定料(受験料)を見ていく。
まず、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)は、3教科以上の場合は18,000円である。私立大学の受験料は、大学によって異なるが、共通テスト利用方式で15,000円~20,000円程度、個別方式で30,000円~35,000円程度である。
私立大学の共通テスト利用方式は、各大学の個別試験を受ける必要がなくても、共通テストとは別途に検定料が必要となる。
このように、受験するだけでも費用がかかる。
例として、国公立大学志望者の場合で、国公立大学の前期日程と後期日程の試験と、私立大学3校(共通テスト利用方式1 校、個別試験方式2校)の計5校を受験する場合について計算すると、受験料だけで約130,000円の費用がかかることになる。
なお、私立大学を受験する場合で、同じ大学を複数回受験する場合には、受験料の割引を行っている大学がある。
例えば中央大では、6学部共通選抜において、複数の学部や教科型を併願する場合は1出願だと35,000円だが、2出願目以降から15,000円になる。
割引については大学によって異なるため、各大学のホームページをチェックしよう。
続く
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